畑野幸治さんの著書「M&Aという選択」を読んでみました!経歴や起業のきっかけも紹介

2020年6月5日更新

 

こんにちは!みなさん最近本は読んでいますか?
私は普段からカフェで本を読むことが好きなんですけど、最近読む本もネタ切れになりつつあったので、友達になにか良い本はないかと聞いたところ、畑野幸治さんが執筆された「M&Aという選択」という本が面白いから貸してあげるよ!と言われました。

 

M&Aという言葉にそこまでなじみがなかった私ですが、新しい知識を入れることが好きなので先日友達から借りて読んでみました(#^.^#)
ということで今回はこの「M&Aという選択」を読んだ感想や、この本の著者である畑野幸治さんについて書きたいと思います。

 

M&Aってどういうもの?

まず、この本を読むにあたり「M&A」について知っておいた方が良いなと思ったので調べてみました。

 

調べたところ、「M&A」とは「Mergers and Acquisitions(マージャーズ・アンド・アクイジションズ)」の略で、企業の買収や合併という意味を持っているそうです。
よくテレビなどでどこどこの会社がM&Aによって〇〇会社と合併しました~なんていうニュースを耳にします。

 

例えば、昨年だとZOZOがヤフーに買収されましたよね!
他にもいろんな企業のM&Aについてニュースになっていますが、私自身ゾゾタウンをよく使うので衝撃が大きかったのを覚えています。

 

FUNDBOOKの公式サイトにM&Aについての解説記事があったので読んでみたんですが、 図解付きでわかりやすかったです!

M&Aとは?M&Aの目的、手法、メリットと流れ【図解付き】 | FUNDBOOK(ファンドブック )M&A仲介サービス

 

畑野幸治さんって?何してる人?

畑野幸治

画像引用元:畑野幸治 代表挨拶 | FUNDBOOK(ファンドブック)M&A仲介サービス

 

続いて、今回読んだ本の著者である畑野幸治さんについて気になって調べたので簡単に説明しますね♪
畑野幸治さんは、株式会社FUNDBOOKの創業者でM&Aの仲介事業を行っている方です。

M&Aを通して企業の経営者やその家族・従業員の方々がより幸せになれるように、また、起業したいと考える学生や社会人達の良い道しるべとなれるような企業を目指して現在活躍されています。

 

ちなみに畑野幸治さん自身も過去に二度ほど自ら立ち上げた会社を譲渡したことがあるみたいです。

M&Aによって成功された畑野幸治さんだからこそ、FUNDBOOKという会社を立ち上げられたのだと思いました!(^^)!

 

株式会社FUNDBOOKの会社概要

では、畑野幸治さんが現在代表取締役CEOを務める株式会社FUNDBOOKの情報についても載せておきますね!

《会社名》 株式会社FUNDBOOK(英:FUNDBOOK,Inc.)
《設立年月日》 2017年8月7日
《事業内容》 M&A仲介事業
《役員》
代表取締役CEO:畑野 幸治
取締役:安藤 淳
取締役:清水 保秀
取締役:黒岩 俊介
取締役:中原 駿男
社外取締役:溝口 潤
社外取締役:小高 功嗣
監査役:上田 衛門
監査役:浦西 友義
顧問:村澤 眞一郎
《資本金》 20億円(資本剰余金含む)
《本社情報》
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー24F
Tel:03-3591-5066
《東京支社》
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-12-11 NCOメトロ神谷町4F
Tel:03-6459-0180
《大阪支社》
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町1-1 LINKS UMEDA 8F WeWork内
Tel:06-6743-4871

 (引用:企業情報 | FUNDBOOK(ファンドブック)M&A仲介サービス

 

そもそもFUNDBOOKは株式会社BuySell Technologiesの新規事業部として開始されたM&Aプラットフォーム事業が原点だったそうです。

事業開始から半年もたたずして想定よりもはるかに申込や相談が殺到したため、スピンアウトすることを決意し、現在に至ったのだとか。

 

また、FUNDBOOKのM&A仲介モデルは従来のものとは次のように違うそうです。

大きな違いのひとつは、譲渡企業、譲受企業のマッチングにプラットフォームを活用している点です。従来型のM&A仲介では、譲渡を検討している企業はアドバイザーに譲受企業を探してもらうことになります。この時、担当者が1件ずつ「こういう会社が売りに出ています。買いませんか?」と当たっていきます。これは非効率であり、担当者が抱える打診先も限られてしまうのは先ほどお伝えした通りです。

FUNDBOOKのプラットフォーム上では、譲渡企業が全国4,000社の譲受候補企業へ一斉に打診することが可能です。また、掲載情報は弊社の専門チームが作成するので、結果として膨大な数のオファーが得られ、合理的なマッチングができます。

 (引用:従来のM&A仲介にプラットフォームを活用したハイブリッドモデル - 日経ビジネス電子版Special

たしかに、1件ずつあたるのは効率がよくないですし、プラットフォームで多くの企業が見られるのは時間も短縮できますし効率もあがります!

 

はじめは数ある事業部の中の1つだったものが1つの会社として成長しているなんてすごいことだな~と思いました!

 

FUNDBOOKは今後介護・医療分野にも本腰を入れる

株式会社FUNDBOOKの公式ホームページを見ていたら、こんな記事を発見しました。

 

M&A仲介のFUNDBOOK(東京都港区)は2020年3月期決算を発表した。
売上は前期比2.4倍の35億6000万円。17年8月の設立ながら急成長している。

成約件数は前期の33件から45件に増加。また、介護・医療関連は「相談件数が急増している注力分野」(同社)であり、今年度より東京・大阪に介護・医療担当の責任者を配置しチームを組成している。

18年にリリースしたM&Aマッチングシステムには、全国の譲受候補企業約4000社が登録されている。案件詳細が記載されている企業概要書をオンライン上で確認できることで、マッチングまでの期間を大幅に短縮できるのが特徴だ。
今期中にはさらに効率化・透明化を図るシステムを稼働させる計画だ。

(引用:M&A仲介のFUNDBOOK 介護・医療分野に本腰 | 高齢者住宅新聞オンライン

 

このご時世なので、やはり介護や医療業界からの需要は高まるでしょうね~。
売上が前期よりも2.4倍も伸びているというのもすごいです!

 

畑野幸治さんのSNS情報

畑野幸治さんについて検索するとFacebookのアカウントを発見しました!

畑野幸治|Facebook

覗いてみてわかったのですが、結構積極的に更新されているようです。
企業の情報についてよく更新されているので、知りたい方はチェックしてみると良いかもしれません(*^-^*)

 

また、畑野幸治さんはTwitterもよく更新されています。

twitter.com

 

1月15日にはこれまでの成約事例が公開されたようなので、こちらも興味のある方は見てみてください! 

fundbook.co.jp

 

畑野幸治さんのこれまでの経歴とは

ここで、もう少し畑野幸治さんについて掘り下げて調べてみたいと思います。
畑野幸治さんの今までの経歴とはいったいどういったものだったのでしょうか?
調べてみると以下のことがわかりました!

 

大学在学中よりインターネット広告事業を手がけ、2007年4月に株式会社Micro Solutionsを設立して代表取締役に就任。その後、2011年9月には株式会社BuySell Technologiesが現在運営するネット型リユース事業を創業し、2017年9月に保有していた同社の株式を株式会社ミダスキャピタルへ譲渡した。2017年8月、同社で立ち上げたM&A仲介事業をスピンアウトして株式会社FUNDBOOKを設立し、代表取締役CEOに就任。


2019年12月11日、JASDAQに上場している株式会社ぱどの株式72.56%を個人でのTOBによって取得。また、同月18日には上記の株式会社BuySell Technologiesが東証マザーズへの上場を果たしている。2020年2月18日、株式会社ぱどの取締役会長就任。

畑野幸治 - Wikipedia より

 

直近の情報だと、畑野幸治さんは2019年12月、株式会社ぱどのTOBを成立させたり、株式会社BuySell Technologiesが東証マザーズへ上場を果たしているとのことでした。
また、2020年1月29日には株式会社ぱどの取締役に、翌月の2月18日には取締役会長に就任するなど、幸先の良いスタートを切っているといえます!

 

畑野幸治さんの起業のきっかけは家族を救うため

畑野幸治さんが初めて起業したのは大学生の時ですが、そもそも起業のきっかけは何だったのでしょうか?
調べたところ、畑野幸治さんの起業のきっかけは”家族を救うため”だったことがわかりました。

 

”家族を救うため”の背景には畑野幸治さんの父親が勤める山一証券の廃業が関係しています。
畑野幸治さんの少年時代は、週末には家族で外食をしたり長期間の休みに入ると海外旅行に行ったりと恵まれた環境で育ちました。
しかし、その裕福な生活は長くは続きませんでした。

 

畑野幸治さんが14歳の時に父親が勤める山一証券が廃業し、当たり前だった外食や旅行はなくなり、普段の生活でも節約を強いられたそうです。
また、今まで一度も外で働いたことのない母親が初めて働きだすなど畑野幸治さんの日常はガラッと変わってしまいました。

 

その後、畑野幸治さんの母親は体調を崩し入院してしまうのですが、お見舞いに行った際、母親から「お金がないから退院する」という言葉を聞き、自分が置かれている状況が大変であると確信したそうです。
この出来事をきっかけに、畑野幸治さんは大企業に就職して働けても幸せが約束されるわけではないと思うようになり、家族の苦境を救いたいという一心で起業という道を選んだとのことでした。

父が勤めていた山一證券が廃業…当時14歳の私が起業家になるまで

 

若くして起業をするってだけでもすごいのに起業のきっかけが家族を救いたいという気持ちからって、もうその気持ちだけで親孝行ですよね…( ;∀;)
そのうえ起業に成功しているので畑野幸治さんは本当にすごいです。

 

畑野幸治さんの著書M&Aという選択を読んだ感想

 

畑野幸治「M&Aという選択」

 画像引用元:M&Aという選択|畑野幸治|ビジネス・経済|Kindleストア|Amazon

 

それでは、ここからは実際に私が畑野幸治さんの「M&Aという選択」を読んだ感想について書きたいと思います!

 

山一証券の自主廃業をきっかけに、人生がガラッと変わった畑野幸治さん。
この本では、M&Aで会社と社員を幸せへと導く方法について書かれていました。

 

また、小さい会社から有名な大手企業までが使えるM&Aの方法についても詳しく書かれているので、これから起業を考えている方や経営者の方にとってとても良い情報を得ることができる本だと思います。

 

本の内容をピックアップすると、例えば「少子高齢化社会による人口減少や価値観の多様化に伴って事業の後継者を必ずしも子供が受け継ぐという考え方ではなくなってきていることから、後継者不在となり結果倒産を招く」という話があったのですが、そういった時にM&Aを活用することによって倒産のリスクを減少させ、会社と従業員の生活や未来を守ることができるのだなと実感しました。

 

正直、M&Aって私はマイナスなイメージを持っていたのですが、この本を読んで今までのイメージが真逆になりました。
M&Aは会社にとっての生命保険みたいなものなので、経営者は万が一の非常時に備えて引き受けてくれる会社を見つけておくことが大切だとこの本を通して知ることができました。

 

畑野幸治さんの著書は電子版やネット通販でも手に入れることができる

畑野幸治さんの著書「M&Aという選択」は電子書籍もあるので、さまざまなサイトから購入可能です!
ちょっとご紹介しておきますね('ω')

 

Amazon

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AmazonKindleストア)

M&Aという選択 | 畑野 幸治 | ビジネス・経済 | Kindleストア

 

紀伊國屋書店

M&Aという選択 / 畑野幸治【著】 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア

 

Kinoppy(紀伊國屋書店電子書籍

畑野幸治 電子書籍作品一覧・試し読み無料|紀伊國屋書店Kinoppy電子書籍ストア電子書籍

 

楽天ブックス

M&Aという選択 - 畑野幸治 - 9784833422475 : 本 - 楽天ブックス

 

未来屋書店

M&Aという選択 本の通販/畑野幸治の本の詳細情報 |本の通販 mibon 未来屋書店の本と雑誌の通販サイト

 

e-hon

M&Aという選択/畑野幸治/著 本・コミック : オンライン書店e-hon

 

畑野幸治さんから学ぶ:幸運の女神は努力を続けたものに微笑む

本の序盤で「幸運の女神は努力を続けた者に微笑む」という言葉が出てくるのですが、この言葉は株式会社FUNDBOOKの行動指針のタイトルだそうです。

 

どんなに先の人生が見えないくらい真っ暗な状況になっても、諦めずに努力し続ければ必ず幸運の女神は微笑んでくれるそうです。

実際に畑野幸治さんも目の前が真っ暗になったとき不撓不屈の精神で謙虚にやり通した結果、成功することができ、少年時代からの“親に豪華な家を買ってあげる”という夢をかなえたそうです。

 

畑野幸治さんご自身で体験されたからこそ言える言葉であり、説得力もありますよね(`・ω・´)!

 

まとめ~畑野幸治さんの実体験を活かして~

今回は畑野幸治さんの「M&Aという選択」という本を読んで私が感じた感想について書きましたが、いかがでしたでしょうか?

 

経営者の方の本を読むのは今回が初めてだったので、新鮮な気持ちで読むことができました。

また、この本を通してM&Aの良い点を知ることができたのでこの本を貸してくれた友達にお礼を言いたいと思います(^^♪

 

経営者の本ってなんだか難しいものなんじゃないかなと思いなかなか手が伸びないと思いますが、畑野幸治さんの「M&Aという選択」は起業したい方や経営者の方のみでなく、私のような一般人が読んでも今後の人生の考え方等に良い影響を与えてくれる内容となっています。

私もこの本で得た知識や思いを今後の人生に活かしていきたいと思っています(#^^#)

 

M&Aのメリットについてはまだまだたくさんこの本に書かれているので、気になる方はぜひ一度読んでみると今後の人生の何かヒントになるかもしれないですよ!